かずえ日誌

かずえもんがいろいろ書き留める場所です。

逸般ユーザー向けのタブレット「UATTAB01」と格闘したまとめ

※この記事は「四工大アドベントカレンダー 2023」の18日目の記事です。

こんにちは!最近何の人か分からなくなってきている DENDAI-JIN 3年目のかずえもんです。
18日目の今日はちょっとギークっぽい内容を持ってきたかったので、とある逸般人向けタブレットについて書きたいと思います。

まずは商品をご紹介

みなさんはこちらの箱をご覧になったことはありますか?

リル…コレクション…?

こちらは2023年2月頃に一般人は買ってはいけない逸般人向け」タブレットとして話題になったタブレット「UATTAB01」です。

何かしらのサービスで使われる予定で外装や起動時の画面までちゃんと作られたけど、実運用されずに市場放出された物だと推測されますが、なぜ「逸般人向け」なのかといいますと、なんせ GMS*1 が入っていない、ほぼ素の Android タブレット(キッティングされていない、と言うらしい)なんですね。

なので、Google 系のアプリはほとんど使えないし、Google Play ストアも使えないので、アプリを入れようと思ったら apk ファイルから直接インストールするか、「Amazon アプリストア」みたいなサードパーティーのアプリストアを使うしかアプリを入れる方法が無いので、Not for 一般人って訳なんです。

これを買った経緯

私が所属している放送委員会では、現在機材管理システムの開発を進めています。その一環として「感熱紙プリンターでピックアップ用コンテナのラベリングができたら便利じゃね?」という案が出て、早速試してみるかということで感熱紙プリンター「MP-B20」を購入しました。

このプリンターは専用のアプリを導入することで、独自にアプリなどを作らなくても Web 上から PDF ファイルの印刷ができるという、大変な便利なモノです。

play.google.com

となると、アプリを入れる AndroidiOS の端末が必要になりますが、現時点で機材管理でしか使う予定が無かったのであまり予算もかけられないし、どうしよう…と思っていた矢先にこの商品を見かけました。

Google Play が使えなくても印刷アプリだけ別端末から apk で引っ張ってくれば問題ないし「さすがに印刷アプリが GMS に依存してないやろ」と思いつつ(盛大なフラグ)

「電大生だし、最悪は魔改造すれば使えるやろ」

…というわけで購入したものがこちらです。当然 YouTube は入っていないのでデフォルトのブラウザから見ています。1080p の動画再生にはちょっと難ありだった気がします。

星川かわいい

そして直面する想定外の事件

まずはプリンターとタブレットBluetooth で接続できることを確認。そして単体でテストできるサンプルアプリから印刷できることを確認。よしよし、順調です。

ほな、PDFファイルとかを直接印刷できるアプリを入れてっと…

ん、なんか出てきたな…

Google Play 開発者サービスが必要です。」

エッ…マジカ…
(ばおつbot風)
(しかもスクショ撮り忘れた)

まさかとは思っていましたが GMS が必要でした。「さすがに印刷アプリが GMS 依存してないやろ」って言ってた時期の自分を殴りたい。

ちなみに記事執筆時点で手元の Pixel 6 にアプリを入れて、Google Play 開発者サービスを無効にしてからアプリを立ち上げた結果がこちら。

あっ…

一番大事なところを思い込みで決めてしまうという大失態。別端末でちゃんと確かめてからやるべきでしたね。

というわけでタブレットは何もしてないのに文鎮扱いになりましたとさ。おしまい。

…ではなく、ここは電大生としてちゃんと使えるように大改造していきましょう。

インターネットのあらゆる文献を大活用

幸いなことに、このタブレット数多くの逸般人が手にしているため、ネット上にいくつか改造ログが残っていました。ここではその記事を参考にしつつ、自分の手元で上手く動かなかった部分も含めて手順を整理していきたいと思います。

全体を通して参考にした文献を以下に載せておきます。本当にありがとうございます。

それでは参りましょう。悪魔の降臨です!(魔改造の夜風)

魔改造手順

<<ここで紹介する手順をご自身で試されたことにより損害が発生した場合でも、筆者は一切の責任を負いかねます。試される場合は自己責任でお願いいたします。>>

OS を丸ごと入れ替える

まずはいわゆる「ROM焼き」をやっていきます。

adb のインストール

まずは PC からタブレットをいじるために adb を使えるようにします。今回は「SDK Platform-Tools for Windows」で導入しました。

developer.android.com

ドライバのインストール

以下サイトからタブレットと接続するためのドライバをインストールしていきます。サイトは前述の参考文献に記載されているものです。

gsmusbdriver.com

イメージのダウンロード

私にはイメージ周りの知見が全くなかったため、今回は素直に記事通り「LineageOS 18.1」を導入していきます。記事にはイメージをどこからダウンロードしたかの記載がないのですが、恐らくこちらのページのイメージを使用しているものと思われます。今回は記事と同じ「lineage-18.1-20220715-UNOFFICIAL-a64_bgS.img」をダウンロードしました。

sourceforge.net

ブートローダーロックの解除

例によってタブレット側で開発者向けオプションを有効にし「USBデバッグ」をONに、「OEMロック解除」をONにしておきます。ギークの皆さんなら開発者向けオプションを有効化する方法は分かると思いますが、みなさん設定アプリのデバイス情報の一番下の方にある項目を何回かタップされていますね。

PC とタブレットを接続するとタブレット側にUSBデバッグの承認画面が出てくるはずですが、もし出てこない場合はドライバが紐づいていない可能性があるため、デバイスマネージャーから「SaloColle」のドライバとして先ほどインストールしたドライバ(C:\Program Files\MediaTek\SP Drive 配下にインストールされる模様?)を指定しましょう。

承認の後、コマンドラインに以下コマンドを入力して fastboot を起動します。

> adb reboot bootloader

無事に fastboot が起動すると、タブレットの画面下部に「=> FASTBOOT mode…」みたいな表示が出てくると思います。この状態でさらに以下コマンドを実行します。

> fastboot flashing unlock

するとタブレット画面上でブートローダーのロックを解除しますか?とメッセージが出てくるので、ボリュームの上を押して解除します。このタブレットは音量ボタンが電源ボタンの上にあるので押し間違いにご注意を。

もしエラーが出て解除できない場合は、開発者向けオプションの「OEMロック解除」を変更し忘れているかもしれません。私は忘れていてハマりました。

解除できたら、勝手に再起動されます。起動時に以下のような表示が出ていれば正常にロック解除できているようです。

fastbootd に入る

fastbootd というのはどうやら Android 10 以降に新しくできたもののようで、この影響でこの後行う ROM 焼きの作業は fastbootd からでないとできなくなった?みたいです。

ユーザー空間への fastboot の移行  |  Android オープンソース プロジェクト  |  Android Open Source Project

ブートローダーのロック解除後、再起動されたら再度以下コマンドを入力してまずは fastboot に入ります。

> adb reboot bootloader

fastboot の画面が表示されたら、ここから以下コマンドを打って fastbootd に入ります。(打つと勝手に再起動がかかり、次の起動時に fastbootd で起動します。)

> fastboot reboot fastboot

なんか進次郎構文みを感じますね。正しく実行できると、赤文字で「fastbootd」と表示される画面に移ります。ここからさらにコマンドを入力していじっていくわけですが、バイスマネージャーを見たところ「SaloColle」がドライバの適用されていない「?」表示になっていました。試しに以下コマンドを打って fastbootd モードになっているデバイスの接続状況を確認します。

> fastboot devices

何も表示されない、つまり認識されていません。どうやら fastbootd の時と、そうでないときで別のデバイス扱いになっている模様。

バイスマネージャーで先ほどインストールしたドライバを選択してみましたが、適合していないと表示されエラーに。この状態でこれ以降のコマンドを実行しても < waiting for any device > と表示されて何もできずじまいです。

色々試してみたところ、ADB をインストールしたときに一緒に入ったAndroid Bootloader Interface」ドライバを指定してあげれば再度デバイスが認識されるようになりました。手順は以下の通りです。

  1. バイスマネージャーの「ほかのデバイス」から「SaloColle」を開く
  2. 「ドライバの更新(P)」を押す
  3. 「コンピューターを参照してドライバを検索(R)」を押す
  4. 「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します(L)」を押す
  5. 共通ハードウェアの種類から「Android Phone」を選択
  6. モデル一覧から「Android Bootloader Interface」を選択して「次へ」を押す
  7. 警告が表示されるが「はい(Y)」を押して次へ

これで先ほどのコマンドを実行すると、無事にデバイスが認識され、一覧に表示されました。よかった。

C:\Users\kazuemon> fastboot devices
UAT(番号)    fastboot
いざROM焼き!

それでは、ROM の中身を空っぽにして、新しい ROM を焼いていきます!

C:\Users\kazuemon> fastboot erase system
Erasing 'system_a'                                 OKAY [  0.758s]
Finished. Total time: 0.775s

C:\Users\kazuemon> fastboot flash system "C:\Users\kazuemon\(.img ファイルのパス)"
Resizing 'system_a'                                OKAY [  0.010s]
Sending sparse 'system_a' 1/7 (262140 KB)          OKAY [  7.128s]
Writing 'system_a'                                 OKAY [  4.065s]
Sending sparse 'system_a' 2/7 (262140 KB)          OKAY [  7.174s]
Writing 'system_a'                                 OKAY [  3.110s]
Sending sparse 'system_a' 3/7 (262140 KB)          OKAY [  7.105s]
Writing 'system_a'                                 OKAY [  3.090s]
Sending sparse 'system_a' 4/7 (262140 KB)          OKAY [  7.206s]
Writing 'system_a'                                 OKAY [  2.989s]
Sending sparse 'system_a' 5/7 (262140 KB)          OKAY [  7.168s]
Writing 'system_a'                                 OKAY [  3.138s]
Sending sparse 'system_a' 6/7 (262140 KB)          OKAY [  7.157s]
Writing 'system_a'                                 OKAY [  3.128s]
Sending sparse 'system_a' 7/7 (250596 KB)          OKAY [  6.875s]
Writing 'system_a'                                 OKAY [  3.020s]
Finished. Total time: 72.441s

C:\Users\kazuemon> fastboot erase userdata
Erasing 'userdata'                                 OKAY [  1.838s]
Finished. Total time: 1.851s

C:\Users\kazuemon> fastboot erase metadata
Erasing 'metadata'                                 OKAY [  0.037s]
Finished. Total time: 0.051s

全て完了したら、タブレット画面の「Reboot system now」を音量キーで選び、電源キーを押して再起動をかけます!

ドキドキしながら再起動を待つと…

Android を新しく入れたときに出てくる言語の設定画面が!(写真撮り忘れました)

無事文鎮になることなく、起動できました。本当に先人の文献が偉大過ぎる。

というわけでこれであとはアプリを入れて…と思いましたが、Google Play ストアでログインしようとすると「Play プロテクトの認定を受けていません」との表示が。あれ?

Google へのデバイスの登録

Google Play 入りのイメージを焼いただけでは Google Play 開発者サービスは利用できませんでした。

というのも「Google Play プロテクト」という機能があり、所定のテストに合格していないデバイスGoogle 系のアプリを利用することができません。自分でイメージを ROM に焼いたデバイスは当然テストを受けていないのでこれに引っかかります。ちなみに認証しないまま放っておくと、1分おきぐらいに鬼の速度で「認証されていません」の通知が届きます。

なので、Google に申請してデバイスを例外として登録してもらう必要があります。

登録の手順は Google未認証のAndroid端末をホワイトリストに追加してもらう方法【端末の認証】 | TeraDas を参考にさせていただきました。

Google サービス フレームワーク Android ID を取得する

まずは何かしらの方法で「Google サービス フレームワーク Android ID(以下、Android ID)」というのを取得する必要があります。今回は「Device ID(com.redphx.deviceid)」というアプリを別端末にインストールした後、apk を引っ張ってきて adb 経由でタブレットにインストールして確認しました。

Device ID と表示されているものが Android ID です。何かしらの方法でメモっておきましょう。

フォームに入力する

https://www.google.com/android/uncertified/ にアクセスし、先ほど取得した Android ID をフォームに入力します。Google アカウントでのサインインが必須っぽいです。

なお、ここでは Android ID を10進数で入力する必要があり、先ほどのアプリ上での Android ID の表記は16進数となっていますが、そのまま入力すると勝手に変換されて登録されるので気にしなくて大丈夫です。

あと、このページには ADB 経由で Android ID を取得する方法が書かれていますが、Google Play 入りのイメージだからなのか「inaccessible or not found」と表示されて取得できませんでした。なので前述の方法が一番手っ取り早いかなと思います。

qiita.com

入力したら「登録」をポチっと!

申請通った!

記事によっては数時間かかる場合や登録されない場合もあると記載がありましたが、今回は10分もしないうちに登録され、何回か再起動しているうちに「認証されていません」の表示も出なくなりました。やったぜ。

ちなみに登録されると、先ほどのページ下部に Android ID が表示されるようです。さっき入力したのと違うように見えますが、ここでの Android ID 表記は10進数での表記なので正常です。

魔改造完了!

というわけで無事に魔改造が完了し、先ほどの印刷アプリをインストールして早速テスト!先ほど目の当たりにした「Google Play 開発者サービスが必要です。」の文字は表示されず、設定は無事に完了。そして…

動いたァァァ!!!!

本当に良かったです、動いてくれて。これで無事にこの冬休みから開発を進められそうです。めでたしめでたし。

ちなみに魔改造の代償としてインカメ、スピーカーが犠牲となりました。おそらく対応しているドライバが入っていなかったんだと思います。インカメが犠牲になったのはちょっと痛いですが、スピーカーは今回使う予定が無かったのでまあヨシ!

まとめ

かなーり長くなってしまいましたが、まとめると以下3つ!

ギーク逸般人は是非いじってみてね!と言いたいところなのですが、実はこのタブレット既に売り切れております。定期的にこういうタブレットは世に流れてるみたいなので、チャンスがあれば人柱になったつもりで試してみてください。

We're hiring…?

東京千住放送委員会では、委員会の内部システム構築や業務のDXに興味のある方を募集中です!

…って、企業の記事かとツッコまれそうですが、実際システム面を触れる人が足らなくて困っております実は随時入会できるらしいので、放送の機材に興味のある方はもちろん、システム周りに興味のある方も是非ご入会お待ちしております!ご連絡はDMまで!

(カジュアル面談しなくても入会できますのでご安心くださいまし。)

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました!

明日のアドベントカレンダーも引き続き私の記事「学生団体でも Slack が使いたい!」をお届けします。またもや放送委員会関連の記事で恐縮ですが、良ければご覧ください。アドベントカレンダーの他の記事も是非!

qiita.com

*1:Google Mobile Services の略。Google 系のアプリを動かすうえで必須となる。

2023年、あけましておめでとうございます

こちらではお久しぶりです、かずえもんです。
今日は書置き的な感じで2023年にやりたいこと、目標などを書いていきたいと思います。

これは去年行ったイルミネーション

今年の目標

今年の目標はずばり「たくさんアウトプットする」ことです。
この目標にした理由は4つです。

理由1. 情報(インプット)過多によるメンタルへの影響を減らすため

これまで、移動時間などの比較的暇な時間には Twitter や zenn をよく見ていて、いろいろな情報収集をしたり、一つの問題に対するさまざまな意見を多角的に調べて新しい学びを探したりしていました。
しかし、それを元に自分が持った意見などを発信すること無く、自分の中で「誰かと共有してみたいな」という気持ちとともに置いたままにしてしまい、結果として他の情報を取り入れる余裕がなくなることが増えてしまいました。

なので、いったんインプットを抑えることが必要かな、と思ったのが理由の1つ目です。
(アウトプットを増やすことも策の一つですが、不特定多数と意見を共有することにより議論の時間が必然的に増えるため、負担増加にもつながるかと思い、インプット減の方が自分への負担が少ないかなと思いました。)

理由2. 完成まで持っていけた成果物が少なかったため

2022年は DENDAI e-sports や 作画王グランプリ などのさまざまなプロジェクトに関わらせていただき、たくさんの貴重な経験がありました。
その一方で、自分自身の成果として「これを作りました!」とアピールできる完成した成果物は少なかったかな、という印象があります。
それに加えて、計画こそ立てたものの完成できずに放置状態になっているものも相変わらずたくさんあります。

計画を立てるだけではなく、完成までしっかりやり遂げる、アウトプットし続けることが重要かな、と思ったのが理由の2つ目です。

理由3. もっと自分の活動をアピールするため

私は常々、自分に対して自信を持てていない部分があります。
その重たる原因は、自分の上位互換に当たる人を知っているがゆえに「自分じゃなくてもできちゃうんだな」「あの人ならもっと完璧にできるのかな」と考えてしまったり、逆に「あの人より自分の方がもっと良くできているのに、自分よりもっと注目されていていいなぁ」とうらやんだりしてしまう部分ではないかと思いました。

そこで、他者のことを意識(インプット)せずに、自分をどんどん出す(アウトプット)ことに集中してみよう!と思ったことが理由の3つ目です。

理由4. 自分以外にできる人を増やすため

何か物事に取り組むときに、自分ですべてやるのではなく、部分的にでも、できる友人に協力を仰いだり自分の知識をどんどん教えて集団内で出来る人を増やすことで、個人の負担の軽減だけでなく、自分の知識を有効的に活用することにつながるのではないかと思ったのが理由の4つ目です。

その一環と言ったらアレですが、最近プログラミングの学習に関する記事を書いたので、よかったら見てみてください👇

zenn.dev

今年やりたいこと

いい加減ポートフォリオサイトを完成させる!

これ随分前の目標にも書いてますね。書いてある通りなので詳細は割愛。

Antiopia を公開する!

2つ目は、友人のらふしゅんたの誘いで、2021年夏に立ち上げ、2022年の元旦に Twitter でプロモーションを開始したアニメーション投稿プラットフォーム「Anitopia」を公開できる状態に持っていくことです。詳細をつらつら書くと長くなってしまうので、ざっくりいうと「アニメーション版のpixiv」みたいな感じのサービスです。

最近は、C101 でとびたさんが頒布されていた「僕らのインディーアニメ史観」に協賛という形で広告掲載させていただいたり、その冊子を取り上げている KAI-YOU さんの記事でひっそりと紹介してくださったりと、プロモーションを少しずつではありますが進めている感じです。

本当は昨年春に公開する予定だったのですが、Nuxt.js から Next.js にシフトするためにいろいろ試したり、NestJS を新しく触り始めたり、学校でバタバタしたりしているうちにベータリリースですらどんどんずれ込んでしまいました...

今年はリベンジの年としてやっていきたいと思っていますので、よかったらフォローして応援してくださると嬉しいです。

放送委員会の活動回数をもっと増やす!

私は大学で放送委員会に所属していまして、2022年度は音響班長とシステム管理局長をしておりましたが、2023年度はその席から外れてなんと委員長をやります

友人からは毎回「かずえもん、委員長になって負担がこれ以上増えても大丈夫なんか...」と心配されているところではあります(いつも心配かけてごめん...)が、委員長含めた幹部の仕事効率化・負荷分散をするために委員長になったといっても過言ではないので、幹部みんなと協力してそういった懸念点を減らして行けたらなと思っています。

委員会全体としては、機材知識を得られる機会を増やして、文化祭などの大きな活動により多くの人が参加できるようにしたいなーと思っております(前回総会で全体には話しました)。なにとぞよろしくお願いします!

睡眠をしっかりととって、メリハリのある生活をし、講義をちゃんと聞いてテスト前で苦労せず、休日をアマプラだけで過ごす程の余裕を作る!

字面通りです。これまで書き連ねたことと矛盾するやんワレェ!と思った方もいらっしゃるかと思いますが、要は平日は「バリバリ」で休日は「まったり」ってことです。

さいごに

なんともマイペースな人間なので、スピードではなく確実を重視して目標の達成に向けた動きなり、やりたいことなりに取り組んでいけたらと思っています。
友達に限らず、関わりある人といっぱいご飯行ったりして話したいな、と思っているので、もしよかったら誘ってください。こっちから声掛けできるようにも頑張ります。

というわけで、2023年も引き続きよろしくお願いします!

(誕生日記事書けてなくてごめんね...)

【再チェック】Zoomにちゃんと電大のアカウントでSSOできてますか?

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こちらのブログではお久しぶりです、かずえもんです。  
ポートフォリオサイトを作っている途中で、本当はそこにブログを突っ込む予定なのですがまだ完成しそうにないのでこちらに書きます。  

さて、本日はタイトル通り、Zoomへ電大のアカウントでSSOできているかのチェックとSSOでログインする方法を紹介していきます。

※記事内ではわかりやすくするためにSSOすることをSSOログイン(=シングルサインオンログイン)と呼称していますが、実際は「サインオン」と「ログイン」で意味が重複しているのでSSO単体で意味は通ります。

SSOって何?

Single Sign On ( 1つのIDとパスワードで複数のサイトにログインできる仕組み ) の略です。

超端的に言えば"電大のアカウントでSSOしている=電大のアカウントでログインしている"ってことです。

電大の場合は UNIPA, Webclass, Zoom, Adobe などはすべて学校から発行されている共通のIDとパスワードでログインできるので、これらはSSOに対応しているということになります。

SSOじゃなきゃいけないの?

1. 電大の契約を利用できる

電大から発行されているアカウントでログインすると、Zoomの有料プランの機能が利用できます。

例えば、Zoomの無料ベーシックプランでは、3人以上のミーティングは40分までしか開くことができませんが、有料プランではこの制限は適用されません。( ソース: アイドル ミーティングの時間制限 – Zoom ヘルプセンター )

友達同士のミーティングでも利用できますので、せっかく有料プランが使えるなら、活用して学費をどんどん回収していきましょう。
(クラウド録画は電大内で容量共有なので使いすぎ注意)

2. SSOしていないとドメイン制限に引っかかることがある

Zoomのミーティングには、ログインしているドメイン( @ms.dendai.ac.jp など )に応じて参加者を制限する機能があり、私が個人的にミーティングを開くときにはパスワードを無効化する代わりにこれをオンにしています。

授業でオンにしているところはあまり聞かないですが、オンにしている授業ももちろんあると思います。

f:id:kazuemon_0602:20210917143743p:plain

制限されているミーティングでは、電大以外のアカウントは参加できず、SSO必須になるってことです。

3. 出席管理がスムーズにできる

出席の取り方は教授によって異なると思いますが、Zoomには機能の一つとして参加者の一覧を後から閲覧できる機能がついています。

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電大のアカウントでログインされていない場合は、このユーザーメールが (学籍番号)@ms.dendai.ac.jp になっていないため、万が一名前に学籍番号と名前が含まれていなかった場合に誰なのかを確かめることができません。

SSOかどうかを確かめる

ここまでSSOのメリットを紹介してきましたが、次は今SSOできているのかどうかを確かめてみましょう。

まずは Zoom を起動します。

1. サイン インと表示された場合

Zoom を開いた後に「サイン イン」が表示されている場合はSSO以前にログインができていません。次の見出し「電大アカウントでログインする方法」に進んでください。

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パソコンの場合

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スマホタブレットの場合

2. PCの場合は右上のアイコン、スマホの場合は設定をタップ

PCの場合は右上のアイコンを、スマホタブレットの場合は下の設定をタップします。

すると、現在ログインしているアカウントの情報が表示されますので、この時表示されているメールアドレスが「@ms.dendai.ac.jp」かつ「ライセンスあり」になっていればSSOできています。

出来ている場合

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(PC) 電大のアカウントでログインできています🎉

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(スマホ) 電大のアカウントでログインできています🎉
出来ていない場合

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(PC) ✖ 電大以外のアカウントでログインされています

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(スマホ) ✖ 電大以外のアカウントでログインされています

電大アカウントでログインする方法

「SSOできてなかったし、この機会にSSOしちゃおう!」という方は次の手順でログインしましょう!

パソコンの場合

先ほどの「サイン イン」をクリックしたら、次の画面で「SSO」をクリックします。

※ここに電大のメールとパスワードを入力しても認証できません。

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次の画面で入力欄に「dendai」と入力し、続けるをクリックするとブラウザが立ち上がりますので、画面の指示に従ってログインしてください。

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スマホタブレットの場合

先ほどの「サイン イン」をタップし、次の画面で「SSOでサインイン」をタップします。

※ここに電大のメールとパスワードを入力しても認証できません。

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次の画面で入力欄に「dendai」と入力し、続けるをタップすると画面が切り替わりますので、指示に従ってログインしてください。

f:id:kazuemon_0602:20210917151151j:plain

さいごに

SSOログインはできましたでしょうか?

もしうまくいかない時はお気軽にDMとかで聞いてくださいな!

かずえもん (@kazuemon_0602) | Twitter

少し宣伝

21期生向けのDiscordサーバー「TDU21 非公式Discordキャンパス」を運営しています。
現在約240名が参加中!よかったら参加してね~

tdu21-discord.org

かずえもん、18歳になりました。

お久しぶりです、かずえもんです。
この度2020年6月2日に、私かずえもんは18歳の誕生日を迎えました🙌
合わせて、かずえもんとして本格的に活動を開始してから6年が経過しました。

今回の記事では、私の活動について改めて整理するとともに、今後の活動についてお知らせしたいと思います。

これまでに行っていた活動の変更点

KazuSaba

現時点で開発のリソースを割くことが難しく、またサーバーの集客低下が見込まれるため、正式に開発は中止とさせていただきます。

私が中学生の時に始めた「初代かずえもんサーバー」時代から多くの方にご協力いただき、これまで様々なジャンルのサーバー制作に取り組んでまいりました。
結果としては成果を出すことはできませんでしたが、関わってくださったすべての方々に、この場で改めて感謝いたします。
ありがとうございました。

なお、Twitterの公式アカウントは削除しますが、Discordのグループは引き続き残し、鯖民として参加して下さった皆さんと交流できればと思います。

BEサーバー運営・プラグイン開発

KazuSaba の開発中止と合わせ、BEサーバー運営・プラグイン開発については今後一切行わない方針です。

簡単なご質問程度であればお答えできますが、天文学的な確率でお誘いを頂いた場合でもお断りさせていただきますのでご容赦ください。

今後の活動について

大学進学に向けての取り組み

今後は情報系の大学に進学したいと考えており、こちらを第一に優先に活動させていただきます。
基本的にはTwitter・Discordには居るつもりですが1、今後の活動もこれ次第によっては大幅に予定を変更せざるを得なくなると思いますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。

MCBEPortal (及びClubCrafters)

MCBEPortal については、引き続き開発を行ってまいります
現時点の進捗は「納得の行くデザインが仕上がらない」状態です。

前述した受験も含め、私自身が色々なことを並行して行っているため、なかなか開発がスムーズに進んでいない状態ですが、できるだけ早くペースを戻して進めていきたいと思っております。

ポートフォリオサイト

正直全く進んでおりません。
ドメインはすでに確保しているのでなるはやで作ります( ゚д゚)

Youtube

実はカスタムドメイン付きのチャンネルをもっていまして...

せっかくなのでこのチャンネルを活用しようということで、来年4月(もしくは大学受験終了後)Youtubeでの活動を少し増やしていこうと思っています。

活動にあたっては3Dアバター「受付嬢さん」を使用し、顔出しはしない予定です。

単純にVTuberにハマって「自分じゃない姿で活動する」ことに興味をもったのと、AviutlやOBSのスキルを上げていきたいと思っています。

かずえもんの気ままなラジオ

配信開始以降、2回で完全に停止しております。
少し投稿頻度について考えてから再開しようと思います。

さいごに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
相変わらずマイペースな私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。


  1. 厳密にはやめられないが正しいですね

割と巧妙なフィッシング詐欺のメールが届いた話

こんにちは、かずえもんです。
最近天下の密林様を名乗るこんなメールが届きました。

どう見ても怪しい...

f:id:kazuemon_0602:20200214201625p:plain

 

うん、どう見ても怪しい。
怪しいポイントを書き出してみました。

 

f:id:kazuemon_0602:20200214201648p:plain

 

犯人は無造作に送ってるんでしょうけど、残念ながらこのメールアドレスでAmazonに登録していない時点でフィッシング詐欺確定です、残念だったな、犯人さん。

まあ日本語がおかしい時点でフィッシング詐欺確定なのですが、メールアドレスは「@amazon.co.jp」の表記になっています。

これはちょっと調べてみる余地がありそうです。

 

メールのヘッダーを見てみる

こういう時はメールのソースを見て判断してみます。

f:id:kazuemon_0602:20200214202126p:plain

日本に伝わる伝統的な緑塗り資料です。

dkim=neutral」

まず目についたのはdkim=neutralという表記、これは調べてみるとDKIMというシステムのステータスのようです。

DKIMは、電子署名方式の送信ドメイン認証です。 メール送信時に秘密鍵で署名した電子署名をメールに付与、受信時に署名ドメインDNSに宣言している公開鍵で正当性を評価し認証します。

引用元: http://support.smp.ne.jp/function/120

"neutral"は「DKIM署名が付与されているが、文法の誤りなどで照合できない。」
つまりは送信元とされているメールアドレスと表示されているメールアドレスがおんなじであることを証明できなかったということです。

天下のGoogle様から届いたメールを見たところ、dkimはpass(ちゃんと証明できた)となってました。*1

「~13ty.xyz」

Amazonから送られている"はず"のこのメール、ヘッダーを見てみると実は「~13.xyz」というドメインのサーバーから送られていました。

ただ表記はAmazonに偽造していたので、まったくの素人からすれば騙されやすいですね。

「may be forged」

「接続元のIPアドレスの逆引き結果、正引き結果に矛盾(不整合)が発生した場合に、偽装されている可能性あり」ということで、つまりはdkim=neutralと同じく、来てるところと送られたとしているところのアドレスが違うよ!という意味です。

 

調べないと結構わからないトリック

ということでメールを初心者なりに分析してみましたが、システム的に警告してくれないと見分けることができないぐらい巧妙なフィッシング詐欺でした。

ちなみにAmazonプライムの画像を読み込んでるのは開いたら読み込まれちゃったからなので、次はそこも気を付けていかないとですね。。。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

*1:ちなみにWeb版のGmailで見ると、ちゃんと証明できなかった旨の表示が出るようになっています。さすが天下のGoogle様。

ドムドムバーガーの読んで字のごとく「丸ごとカニバーガー」を食す!

こんにちは、かずえもんです。
皆さんは2019年に発売されていたドムドムバーガーの「丸ごとカニバーガー」をご存知でしょうか?

※ちなみに私は今年に入って知りました。

公式さんによると「カニの身、みそ、殻のうま味を丸ごと味わえるハンバーガーです!」とのこと、しかも近くに限定店舗がある...これは行くっきゃねぇ!!!!

 

実食

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丸ごとカニバーガーセット(テイクアウト) ¥1250(税抜)

 

早速中を開けてみると...

 

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カニの足がちらり...
すでにバンズからはみ出るくらいのサイズです。


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カ、カニだぁぁぁぁぁぁあ!!!

こんなこと言うのもあれですが本当に入ってました、カニ

 

早速食べてみます。


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口の中に広がるカニの味、バンズのふわふわに反してカラッとサクサクに揚がった殻、そしてカニの味を邪魔しないソース...最高に美味い!!

 


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さらに食べ進んでいくと、カニ味噌のゾーンに突入。

これがまた美味い。

普段食べる肉のバーガーと比べると流石に食べごたえは劣りますが、カニをしっかり感じられるバーガーだと思います。

 

まとめ

というわけでドムドムバーガーの「丸ごとカニバーガー」を食べてみましたが、最高でした。我が家ではカニはお正月のご馳走なのですが、まさに突然正月がやってきた様な感覚でした(?)

もうすでに売り切れてしまっているお店も続々出ているようなのですが、本当に美味しいので是非近くにお店があれば食べてみて欲しいです。

 

ってことでまた次の機会にお会いしましょう〜
最後まで見て下さりありがとうございました〜!

 

はてなブログはじめました。

お久しぶりです、かずえもんです。
次のサイト公開までのつなぎでブログを開設してみました。

どのくらいかけるかわからないですが、チェックしてくださるとありがたいです。

P.S. なんかMarkdown設定したけど使えなかった